『キミキス』/メガネキャラの不在

昨日、『キミキス』(第三話)を観ていて、すごく平和な気分になった。やはり、ゲームやアニメは、その世界自体から、そしてその世界における登場人物からノイズが排され、単純化されているから、分かりやすくて良いですねぇ。幼なじみ、良家のお嬢様、天才少女、文学少女、不思議な後輩、すごく分かりやすい。僕自身が、この中で面識がある(あるいは過去にあった)のは、文学少女、不思議な後輩くらいです。現実世界では、だいたいの人間は複雑で、何を考えているのか分かりませんから、「理解しがたい人たちは後回しでいーや」となってしまって、なかなか関係を深められないですね。めんどくさい(=非モテ的思考)ですから。
キミキス』でひとつ面白いと思ったのは、メガネキャラの不在ですね。TLSシリーズにおけるメガネキャラの失敗が尾を引いているのでしょう。スタッフ自身が、メガネキャラに対して、そこまで思い入れがないのかも知れませんね。妹キャラに対しては、強い思い入れがあるようですけど。