『true tears』終了

true tears』終わりましたね。初めから終わりまで、楽しませていただきました。お話も面白かったのですが、海沿いの街、というロケーションが良かったですね。風のザワザワが素敵でした。『キミキス pure rouge』もそうでしたが、男が見ていて「うっ」となるような描写が多かったですね。恋愛を描いた今までのアニメは、ハーレム幻想を安直に具現化したものが多かったように思いますが(というか依然として多いのですが)、少し進化してきたように思います。「天国としてのハーレム」から「地獄としてのハーレム」へ、という感じでしょうか。女の子にきちんと向き合えば、眞一郎のように号泣するくらいですむのでしょうが、それをしないと伊藤誠(『School Days』)のようになる可能性もあるわけで、そういうことを考えると、恋愛って恐ろしいですね。まぁでも、『true tears』は、本当によくできていました。