小玉ユキ『坂道のアポロン』(1)
えー、すみませんでした。単行本で読み直しました。面白いです。「ピーコックで昼食を」には笑いました*1。太陽族(あるいはその少し後)の時代設定なので、金持ちのボンボンが海で女の子をナンパして、という日活映画的イメージが強いのですが、小玉さんはそういう背景を少し描きつつ、爽やかなもので構築されようとしてます。メガネ男子を描くのが上手すぎる件については、言うまでもありませんね。
- 作者: 小玉ユキ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: コミック
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*1:岩本ナオ『町でうわさの天狗の子』(1)参照