小玉ユキ『マンゴーの涙 小玉ユキ短編集1』
早速買ってきて読みました。相変わらず、才気爆発という感じで、実に素晴らしいです。僕は小玉さんの作品に、岡崎京子的な匂いを感じるんです。現実を突き詰めて描くこともできるし、純粋なメルヘンに飛ぶこともできる。その中間だって描ける。いずれにせよ、flowersの作家陣からはしばらく目が離せそうにありません。http://www012.upp.so-net.ne.jp/kodamayuki/main/index2.htmlによると、短編集の第2巻は春頃の発売らしいです。楽しみですねぇ。
(追記)
魚喃キリコ的な匂いも感じますが、どうなんでしょう。僕は岡崎京子が好きで、魚喃キリコは苦手ですから、この先小玉さんがどうなっていくのか、とても気になります。むろん、オリジナリティー溢れる作家さんになってくれることを期待しますが。
- 作者: 小玉ユキ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/01/25
- メディア: コミック
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