補足
え〜、「ベンヤミン カフカ」あるいは「カフカ ドン・キホーテ」のような条件検索で、このブログにアクセスしてきてくださる方に、少し伝達しておきたいことがあります。ベンヤミンのカフカ論は、非常に難解で、一義的に解釈できるようなものではありません。ベンヤミンのカフカ論自体が、複雑な議論の対象となっています。最近では、アガンベンも『ホモ・サケル』のなかで、ベンヤミンのカフカ論を取り上げています。ベンヤミンのカフカ論をじっくり調べたり、考察したい方は、三原弟平/粉川哲夫/エルンスト・ブロッホ/ベルト・ブレヒト/テオドール・アドルノ/ゲルショム・ショーレム/ヨハン・ヤコブ・バッハオーフェンなどの著作を調べてみてはいかがでしょう。僕は、ほとんど読めてませんが。とにかくお互いに、頑張りましょう。